Devuanをインストールして脱systemdを体感せよ!!

Devuan安定版がリリース

いよいよDebianの脱systemd版である

Devuanの安定版がリリース。

早速少し動かしてみましたが

先に感想を言うと、想像以上の完成度、という印象。

 

こういった、理念が先に行く計画というのは

スキルを持った内輪のパワーユーザーのみを対象としたディストリになりがちなイメージですが

Devuanは普通に常用に耐えうるレベルで発足しています。

 

ブラウザも付属ですし

VLCメディアプレーヤーも初めから入り

最低限のファームウェアも同梱。

割と、入れたら動くというレベルに仕上がっていたので驚きです。

Devuanとは?

Devuanプロジェクト、初の安定版「Devuan Jessie 1.0.0 Stable」リリース | スラド Linux

 DevuanプロジェクトはDebianにおけるsystemdをめぐる論争の結果として、「Veteran Unix Admin」を名乗るグループが2014年11月にDebianをフォークして立ち上げたプロジェクト。initシステムの自由(Init Freedom)を掲げ、Debianからsystemdへの依存を排除して任意のinitシステムを使用できるようにすることを目指す。 

 とのこと

細かい話は一旦置いておいて、早速インストールからレビューに移ります。

まずはLive DVDをダウンロード

公式サイトを訪問してLive DVDをダウンロードしましょう

Welcome to devuan.org | Devuan GNU+Linux Free Operating System

devuan_jessie_1.0.0_amd64_desktop-live.iso

というファイルです。

どのミラーも回線が貧弱なので、torrentでダウンロードする事をオススメします。

早速起動してみる

事前情報をあまり仕入れずに起動したので

正直どんなデスクトプ環境なのかドキドキしながら起動してみたが

見た目はごくごく普通の軽量ディストリビューションといった印象。

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見た目は普通の軽量ディストリビューション

synapticを覗こう

systemdが無いってマジっすか

ということで早速synapticをインストール

ところが、既にインストールされていた。

用意がいい!!、Devuanの方向性を垣間見た

早速「systemd」と打ち込んで検索

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SysVinitで動いてる・・・!!

libsystemd0は将来的には外されるとのこと

インストールしてみる

どうもここまでの使用感で常用もありでは?と思い始めたので

手順の確認も兼ねてそのままインストールする事にしました。

まずデスクトプにある「install Devuan」をクリック。

sudoかsuか

すると最初に聞かれるのがsudo派かsu派かという派閥チェック。

好きな方を選択。

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選べるインストールオプション

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チェックボックス式でインストールオプションを選べる便利な画面

 

ログインの自動化やパーティションの暗号化など

主にセキュリティ関連の項目を選択出来る。
今回は初期設定のままインストールを進める。

GPartedも初めから入っていた

インストールを進めると

パーティションを作ってねとお願いされてしまった。

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GPartedが使えるのは心強い

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マウスで楽々とパーティションを作る

 

パーティションを作り終わったら今度はルートパーティションをどこにするか聞かれる。

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ルートパーティションを選ぶ

地域の設定

インストールの最後に地域の設定を行うのがDevuan流。

最初に設定するのが事に慣れていたのでもしかして地域設定なんてないのか?と思っていたところだが

しっかりと存在したようだ。

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タイムゾーンを選択すると

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日本時間に変化した(画像右上に注目)

いよいよインストール

地域の設定が終わると後はインストール
入力画面にyと入力してエンターを押せばインストールが始まる。

 

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yを押すとインストールがスタート

 

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コーヒーでも飲みながら待とう

まだユーザー設定が残っていた

ここで完了かとおもいきや

ユーザー設定の項目が残っていたようだ。

最後になってユーザー設定をするのはCentOSを彷彿とさせる。

 

設定画面では新規のユーザーにsudoを付与するかも選択可能なようだ。

Debianではsudoを使えるようにするまで苦労する人も多いのだが

Devuanはそういった初心者にも配慮している。

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痒いところに手が届くオプション

いよいよインストール完了!!

これでインストールは完了だ。

早速再起動してDevuanと御対面。

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統一感のあるデザイン

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見慣れないディスプレイマネージャ

起動をすると他のディストリビューションで見たことのないディスプレイマネージャーが出現した

どうやらSimple LogiManagerが使われているようだ。

Wikipediaには日本語の項目がないのでArch Wikiを貼り付けておく。

SLiM – ArchWiki

何が入ってるのかなっと

 最初からインストールされているソフトを見れば

そのディストリがどういった層を対象にしているか分かるというもの。

Devuanの対象ユーザー層を確認するためにも早速付属のアプリをチェックしてみる、

ざっと見たところ

Firefox、LibreOffice、GIMP、VLCメディアプレーヤーと

必須と言えるソフトウェアは一通り揃っているようだ。

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オフィスソフトや画像編集ソフトも付属

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Firefoxも搭載

ファームウェアも結構入ってる

nonfreeにこだわってるのかな?と

Synapticを開いて「firmware」と検索してみると

普通にnonfreeっぽいファームウェアも付属してました。

無線LANもそのまま使えそうです。

 

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ファームウェアが沢山入ってる

 

ここまで見てみたところ

思ったより普通に使えるのかなという印象

そして動作は超サクサク。

Bluetoothの対応状況さえ良ければ

今後普通に乗り換えても良いかなと思える出来。

これからの進化に期待したい。