画像はYouTube動画「Bipedal Robot Cassie Blue Walks Through Fire」より引用
ネットサーフィンをしていると興味深い動画を発見!!
何ですかこれは?
CG技術が進歩したという宣伝動画でしょうか?
いえいえ、実はこのロボット、CGではなく実物なのです。
このロボットの名前はキャシー(Cassie)。
アトリアス(Atrias)と呼ばれる研究用のロボットを実用的に進化させたロボット。
上記がアトリアスの実際の動画。
冒頭の動画のキャシーと比較すると如何にも研究用といった印象を受ける。
アトリアスの性能については参考元の記事が詳しいので引用します。
Cassieの原点は、「Atrias」(アトリアス)と名付けられた別のロボットだ。Atriasは、2足歩行の物理的特性の解明に役立てるべくつくられた研究用ロボットだ。Atriasにフォースプレート(床反力計:歩行や走行などの動作の力学的計測を行う装置)の上を歩かせると、その力学的動作は人間のものと一致するほどだ。ただし、限界もある。Atriasは歩行の科学的概念をテストするためにつくられたものであり、工学的な丈夫さを示すものではないため、耐久性の点でいくつかの問題を抱えていた。
早い話が倒れたらぶっ壊れるという事です。
これでは二足歩行とはいいつつも命綱なしではとても運用が出来ません。
そうしたアトリアスの弱点をキャシーでは解消しています。
「CassieはAtriasよりもかなり頑丈なロボットで、転んでも大丈夫です」と、アジリティ・ロボティクスのCTO、ジョナサン・ハーストは述べる。「Cassieは自分で進路を決め、方向を選ぶことができます。同じ場所で立ち続けることもできます。足首があり、実際にバランスを取ることができます。Atriasではこのようなことはできませんでした」
セグウェイにも乗れる驚異の性能
なんとこのキャシー、セグウェイにも乗れてしまいます。
混雑した観光エリアで「ロボットにセグウェイを乗り回させたい」と本当に望む研究者がいた場合、キャシーは人間とまったく同じ方法でセグウェイに乗れるとわかるだろう。まずは立位を維持して、重心をセグウェイの上に保ち、それから前後に傾いて加速や減速をするのだ。キャシーは人間とは違って、パニックを起こして体を大きく動かしすぎて、尻もちをつくようなこともない。
早速動画を見てみましょう。
うん、まあ・・・乗ってますね。
もっと凄い二足歩行ロボットがあった!!
しかし世界は広かった!!
セグウェイに乗るロボットを超える驚異の二足歩行ロボットがこの世には存在しました。
その名も「Atlas(アトラス)」
このアトラス君、なんとバク宙が出来ます。
とんでもない運動能力ですね。
もちろんダッシュも余裕でこなします。
アトラス君「歩行・・・? 走った方が速いでしょ!」
他の二足歩行ロボットを煽り倒すような高性能っぷりを見せつけています。
アトラス君はどこが作っているの?
えーとこのアトラス君
何を隠そう制作しているのは「ソフトバンク」です。
え?
正確にはソフトバンクが2017年6月に買収をした
ボストン・ダイナミクス1という企業が制作しています。
買収をしたのでソフトバンクの一部という事になります。
見よ!!これが未来のペッパー君だ!!
ソフトバンクが制作していると分かった上で
もう一度動画を見てみましょう。
未来のペッパー君だと脳内補完しながら見るのを忘れずに。
う~ん・・・怖っ!!